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クアラ・セランゴール |
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クアラ・セランゴール(Kuala Selangor)はクアラ・ルンプールの郊外60kmにある町で、大量の蛍がみられる場所として、クアラルンプールからの半日ツアーの対象になっている。しかし蛍以外にも、オランダ要塞の築かれたムラワティの丘(Bukit Malawati)と、クアラ・セランゴール自然公園(Taman Alam Kuala Selangor)があり、夜だけのツアーで去ってしまうのあまりに惜しい。
実は上記3箇所は「地球の歩き方」(手持ちは'10〜'11)に載っているのだが、なぜか町の地図が載っていない。ネットを探してもろくな地図情報がなく、これがクアラ・セランゴール観光をマイナーにしている一因ではないかと思われる。
よって、私がつぎはぎだらけの地図を作ってみた。
別にクアラ・セランゴール観光をメジャーにしようという意図はないが、これからクアラ・セランゴールを訪れる人の助けになれば幸いである。(ファイアーフライ・パーク・リゾートのページは別途作成。)
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たどり着き方 |
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クアラ・セランゴールへは、クアラ・ルンプールのプドゥラヤ(Puduraya)バスターミナルから141番のバスを使って移動する。プドゥラヤバスターミナルといっても乗り場は建物の外で、Jalan Pudu通り沿いに、Jalan Tun Perakがぶつかる三叉路あたりに停車する。141番のバスはクアラ・セランゴールまで1.5〜2時間、RM7.3。終バスは夜7時発。
これを逃すともうクアラ・セランゴールにいけないかというとそんなことはなくて、実は147番のバスもクアラ・セランゴールに向かう。所用2〜2.5時間、RM7.3。こちらは7時40分でもバスを捕まえられたので、夜8時くらいまでバスが走っていると思われる。
バスはクアラ・セランゴールのバスターミナルに到着する。クアラ・セランゴール自然公園またはムラワティの丘に向かうには、約1.2km北に歩かなければならない。歩道がほとんど整備されていないので車道を歩くことになり、注意が必要。バス利用はたぶん可能で、190番のバスがムラワティの丘の入り口前までくるのが見えたのだが、どこがバス停かわからないのであまりおすすめはできない。
※BOSS_到達:2009年12月
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インフォメーション |
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クアラ・セランゴール自然公園
入場料:RM4
開園:8:30〜17:00
ムラワティの丘
入場料:なし
開園:24時間
なお開園時間は現地で調べたものではなく、「地球の歩き方」からの引用である。入場料は、実際に支払った値段。
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到達時の感想 |
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クアラ・セランゴール自然公園はバードウォッチングに人気の場所と聞いてきたが、まさにその通りだったと思う。マングローブの並木やジャングルが整備されて、鳥が集まりやすい環境があるだけでなく、西海岸なので東海岸に比べて雨に降られる確率も低く、さらに猛獣がいるわけでもないので安心して散策を楽しむことができる。
ただ、蚊に悩まされた。中央の湿地の周りはいいが、ジャングルの中に入ると虫除け香油も何のその、腕が蚊に刺されまくった。暑いが長袖を着ていくのがいいかもしれない。
ムラワティの丘は特に門が見あたらなかったので、入場時間は24時間と思われる。ただし丘の上の博物館は月曜日休館である。丘には2種類の猿(茶色と灰色)が住んでいて、ともに人間に慣れている。灰色の猿の赤ちゃんは金色の毛並みをしていて、大変珍しい。
丘のてっぺんにはオランダ人が作った要塞跡が残る。丘を回る道をぐるっと一周すると、セランゴールを治めたスルタンの霊廟(モスク)がある。
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