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山沿いの鳥 |
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山沿いで見られる鳥である。
■メジロ
山沿いの人家近くで撮影。
山沿いであれば全国で見られる。全身が黄緑色で、目の周りだけ白いのが特徴。頻繁に見かけはするのだが、かなり警戒心が強いので、写真を撮るのはそれなりに難しい。
■トビ
天狗城の麓から撮影。
山沿いをいつもゆるゆると飛んでいる。鷹と同じ猛禽類でありながら、「鳶が鷹を生む」「鳶に油揚げをさらわれる」などろくな扱いを受けない。
なおトビは猛禽類でも大きい部類に属し、これを見慣れてほかの猛禽類を見ると、意外に小さいのにがっかりすることも少なくない。
■コゲラ
2011年、深山の滝遊歩道の入り口付近で撮影。
キツツキの一種だが、木に穴を開けるのではなく、木のうろをくちばしでつついて、うろの中にいる虫を追い出して食べる。
ギー、という汚い声で地鳴きをする。コゲラは自分の縄張りを主張するため響きのよい木にとまってドラミングを行うが、なりが小さいので大して音が出ない。
■エナガ
2010年、深山の滝に向かう県道沿いで撮影。
全体的に白い体をしているが、眉のところと羽のふちに黒いラインが走る。10羽程度で群れを作り、えさを求めて移動を繰り返している模様。
初見は天応支所前だったが、やはり町中にいる鳥ではないので山沿いの鳥に分類替え。
■ホオジロ
2010年、深山の滝に向かう県道沿いで撮影。
スズメに似ているが、スズメと違って人前にあまり姿を現さない。目のところに黒いラインがあるのが特徴である。
■ヤマガラ
2011年、お宮の境内で撮影。
深山の滝に向かう県道沿いでも散見された。シジュウカラと同じ仲間で、体が赤く羽が灰色。人家まではほとんど来ないが、小さい森があれば生息できるたくましさを持つ。
慣れると人の手のひらにのせたエサをついばむようになるが、自然な姿ではない。
■アオジ
2011年、深山の滝に向かう県道沿いで撮影。
アオジといいながら、体は黄色い。冬鳥である。深山の滝に向かう途中のコンクリののり面で見つけた。
■ウグイス
春になると「ホーホケキョ」と威勢よく鳴き始める鳥。声はたくさん聞こえるが、いつも藪に隠れているので姿が見えない。
冬は「ジッ」と短い地鳴きを発しつつ、やはり藪の中を移動する。天狗城〜中天狗を歩くとウグイスの地鳴きはよく聞こえたが、大変警戒心が強く、近づくとすぐに逃げられた。
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海沿いの鳥 |
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海沿いで見られる鳥である。
■カモメ
大屋漁港近くの海岸部で撮影。
港に見かける鳥である。ウミネコが羽が灰色っぽく、カモメが青色っぽいらしいのだが、私には違いがわからない。
■ウミウ
天応駅近くの海岸部で撮影。
泳ぎが達者で、海に潜って魚を捕まえて食べる。鵜飼いで使われているのもこの鳥である。冬は日本全国で見られると言うが、天応で見られるとは思わなかった。見ていると海の中に潜り、魚を探し始めた。
■アオサギ
大屋漁港で撮影。
通常川で主(ぬし)のように立っているのを見かけるのだが、天応では海岸で見かけた。海の魚も食べるのだろうか。
■イソヒヨドリ
大屋漁港で撮影。
ヒヨドリの亜種で、天応にて初めて目撃した。腹がオレンジ色なのでイソヒヨドリと判断。
■カワセミ
2010年、大屋漁港で撮影。
青い宝石と称せられるきれいな鳥で、水面近くの枝などに止まって機会をうかがい、獲物を見つけると水面に急降下する。私が見たときは護岸壁から海の中の何かを狙ってのぞき込んでいた。
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