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MUIとは
MUIとはMultilingual User Interfaceの略で、Windowsの複数言語切り替えを可能にするパッケージである。これを自宅のマシンに入れるには、英語版Windows多言語対応のライセンスが必要なのだが、TechNet Plus サブスクリプションがあれば両方手に入るのでお勧めである。

なおTechNet Plus サブスクリプションとは、MicrosoftのほぼすべてのOSとツール(開発ツール除く)を「評価目的で」使用期限なしで使いまくれるという、お得なサービスである。ISOファイルのダウンロード形式にすれば39,000円で、Windowsサーバひとつのライセンスを買うより安い。
MUIのインストール
話は、英語版WindowsXPのインストールが完了したところからはじめる。英語版WindowsXPのインストールは、日本語版XPのインストールに慣れていれば、多少英文が読めなくても大体わかるはず。


MUIディスク1をCDドライブにセットすると、End User License Agreement(EULA)が表示される。[Access the License Agreement]にチェックを入れて[Continue]ボタン押下。


言語選択の一覧が表示される。「English」は最初から選択状態で、チェックをはずすことはできない。


ここでは「Chinese(Simplified)」「Chinese(Traditional)」、「Japanese」にチェックを入れる。[Default user settings]は「Japanese」にし、下の2つのチェックも入れる。[OK]ボタン押下。


WindowsXP英語版のCDを入れろといわれるので、CDを入れ替えて[OK]ボタン押下。


なにやらファイルがコピーされる。


コピーが終わると、またMUI DISC1のCDを入れるよういわれる。入れ替えて[OK]ボタン押下。


インストールが始まる。各言語のインストールプロセスが始まる前に、激しくファイルコピーが走る。


しばらく待つとインストールが終わる。[OK]ボタン押下。


再起動しないとだめですといわれる。[OK]ボタン押下。


これで一応MUIのインストールは終わっているのだが、再起動してみるとやはり英語環境で、がっかりすること請け合いである。



実は言語環境を切り替えるのは、コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を切り替えなければならない。次にそちらを見ていくことにする。
次のステップ
日本語環境への切り替え
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