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ピルグリムファーザーズ到達の地 |
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プリマス(Plymouth)はボストン(Boston)の南東50kmにある港町で、ピルグリムファーザーズ(the Pilgrim Fathers)到達の地として名高い。
彼らがなぜ有名なのかというと、彼らが初めてアメリカに渡航したからではなく、彼らがイギリスでの清教徒迫害による脱出者である点である。イギリス本国ではそれが清教徒革命(the Puritan Revolution, 1642)につながっていくのだが、アメリカでは清教徒迫害がイギリスからの植民者を増やすきっかけとなった。
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たどり着き方 |
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プリマスは「地球の歩き方」でも扱われる有名な地で、バスもおよそ1時間に一本、ボストンから出ている。プリマスがバスの終点でないことさえ注意すれば、全く問題はないだろう。(時刻表はPlymouth & Brockton Street Railway Co, Inc.のページを参照。)
バス停は町から少し離れていて、「地球の歩き方」にはバス停から町までタクシーを使うように書かれている。では、バス停はどこにあるのか。
バス停はプリマスの南2km、ハイウェイのパーキングにある。パーキングにはマックなどが入った建物があり、その一角にプリマスの観光案内所がある。タクシーを頼むときはここに常駐しているおばちゃんに頼む。
観光案内所が開いていないような時間に到着してしまった場合。2kmとは通常見知らぬ土地で歩く距離ではないが、歩けない距離ではない。思い切って歩くことをおすすめする。道はほとんどSouth Street一本で、比較的わかりやすい。ただしその時間に観光名所が開いているかは別問題である。
列車を使う場合、町の北西2kmにたどり着く。しかし私は使わなかったので、当然駅から町へのたどり着き方も知らない…。
※BOSS_到達:2006年5月
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到達時の感想 |
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プリマスへ到着はすんなりいった。タクシーも観光案内所のおばちゃんに頼んで、町までの所用10分といったところである。問題があるとすればタクシーがそれとわかりにくいことだろうか。普通乗用車に普通のおばちゃんが乗っていて、マックでコーヒーを飲みながら外を眺めていても、タクシーがきたとわからなかった。
メイフラワー号の再現したメイフラワーII号は、歴史マニアには結構感動ものである。ここがアメリカ発祥の地か、とかみしめてしまう。
しかし町からの帰りが問題で、タクシーがたまっている場所もわからず、観光案内所でタクシーを呼んでもらおうにも観光案内所がどこかわからず、結局バス停まで歩いて戻った。さらにバス停に戻った後休日ダイヤでバスまで1.5時間待たされるとかいうオチも付くのだが、まあおいておく。
プリマス自体は港町というより、ヨットがたくさんおいてあるリゾート地という印象を受けた。町の中心部に路線バスもなくて、ちょっと郊外の町にきたという感じである。
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